約 5,243,703 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2396.html
ゆっくりしていただけの群れ 11KB 自然界 ほんの少し未来の話 会話劇 黒二行作 【はじめに】 このSSは、ほんの少し先の未来を舞台にしたフィクションです。 単純明快なゆ虐や愛でを求める方には、おすすめ致しません。 【本編】 『ゆっくりしていただけの群れ』 (作・二行) 21世紀に入って30年も経つと、色々とおかしなことが起こるものだ。 人間の世界は相変わらず不景気だが、それでかえって救われたものもある。 たとえば、今私が分け入っている野山だ。 今世紀に成り立ての頃は、どこもかしこも開発ではげ山になっていたそうだ。 しかし、そんな余裕もなくなって幾年月。 機械の手が入らなくなった自然は、皮肉にも繁栄を取り戻している。 私が登っている坂も、そんなほったらかし大自然の一部だった。 道なんてないから、刃物を振り回して草を刈りつつ進む。 はたから見れば、今流行のテロリストと勘違いされそうだ。 別に、無差別テロの予行演習に来ているわけではない。 この山には、今ではあまり見られなくなった、ゆっくりしているゆっくりの群れがあるのだ。 彼らが珍客として地球に現れたのは、今から20年ほど前になる。 ダーウィンを冒涜するために生まれてきたような生物どもは、大きな話題を呼んだものだ。 彼らは、時とともに害獣化するものもいれば、人間に大きな利益をもたらすものもいた。 だが今では、社会の淀んだ空気と同調するかのように、ゆっくり達もまた俯いて暮らしている。 都会の野良ゆっくりなど、死を懇願するものまでいる始末だ。 新聞の風刺画が歩き回っているようで、気味が悪い。 しかし、人と没交渉な群れの中には、牧歌的な集団も残っている。 彼らの馬鹿丸出しでオママゴトっぽい暮らしは、見るものによっては憤慨の対象であろう。 だが、私は特殊性癖持ち。 そんなゆっくりした群れを観察するのが大好きな変わり者なのだ。 だからこそ、たまの休みと引き換えにして、こんな奥地まで出かけている。 山の所有者が、職場のお偉いさんなのも好都合だった。 彼のご機嫌さえ損ねなければ、伸び伸びとゆっくりウォッチングに興じることができる。 まるで種田山頭火の句のように、分け入っても分け入っても深い自然が続く。 道なき道を進んでいると、足元の方からおかしな声が聞こえてきた。 むきゅ、げほっ、げほ・・・。 屈んでそこらの草をかき分けてみると、顔色の悪い饅頭がクリームを吐いていた。 「おいおい、大丈夫か?」 普段は、ゆっくりには決して触れない。 あくまで、自然な観察が信条だからだ。 ただその時は気紛れから、リュックからスポーツドリンクを出し、かけてやった。 利くかどうかは気軽な賭けみたいなものだったが、功を奏したようだ。 ぱちゅりーは、みるみる元気を取り戻し、私を見上げて礼を言った。 「ありがとう、お兄さん! ゆっくりしていってね!!!」 最早記録の中でしかお目にかかれないと思っていた、ご挨拶。 それに触れた私は舞い上がってもいたのだろう、ついつい口からお返事が出る。 「ゆっくりしていってね!!!」 饅頭が、にっこりと笑った。 「それじゃ、ぱちぇは行くわ」 「待て待て、お前こそゆっくりしたらどうだ?」 「そうも言ってられないの。群れがなくなっちゃうのよ!」 私はクリーム饅頭をつかむと、その場に腰掛けた。 胡坐をかき、腿の上にぱちぇを置く。 「ななな何するの?」 「いいから落ち着け、虐めたりしないから」 「むきゅぅ・・・」 「で、なんで群れがなくなるんだ?」 「明日の朝、人間さんがいっぱい来るの。そして、群れを燃やしちゃうの」 駆除か。今では珍しいことだ。 今どき、そんな元気のよい自治体があるとは。 それとも。 「お前達、何やったんだ?」 「むきゅっ。ぱちぇのお話、聞いてくれるの?」 「そのつもりだ。お前はゆっくりにしては、理性的なやつらしいからな」 「ぱちぇを褒めてくれて、ありがとう、人間さん!」 驚いた。 『理性的』という言葉を理解し、感謝まで表すとは。 野生の、しかもこんな山奥のゆっくりに、ここまで物を知っている個体がいる。 「どうやら、(笑)じゃないようだな」 「かっこわらい?」 「ああ、流石に分からないか。それより、話を聞かせてくれ」 「・・・ぱちぇの群れは、ドスの群れよ。 ドスのおかげで、皆、ゆっくりしていたの」 この辺りには何度か来たことがあったが、ドスまりさがいるとは知らなかった。 是非お目にかかりたいと思ったが、口にはしない。 「だけど、ゆっくりしているゆっくりの中にも、ゆっくりしていないゆっくりもいたのよ」 「ゲスという奴か。まぁ、世の常だな」 「中でも、みょんとゆゆこの番は、ひどかったわ。 度々人里に下りては、人間さんのお野菜や食べ物を横取りしちゃうの」 「随分と希少なゲスだな」 私はぱちぇの頭を撫でながら、話を聞いていた。 ゆゆこはいわゆる希少種という奴だが、ゆっくりの中で最も食い意地が張っている。 おまけに吸引力の変わらないただひとつの掃除機のように、辺りのものを吸い込んでしまうのだ。 「人間さんは、ゆっくりしていたわ。 ある日、ぱちぇの群れに来て、もうゆゆこを人里に放さないで欲しいって言いに来てくれたの」 「それは、ゆっくりとしているな。悠長とも言えるが。それで、群れはどうしたんだ」 「ドスがゆゆこに注意して、おしまい」 「で、ゆゆこは反省の色もなく、また人里に被害をもたらした、と」 「その通りよ。むきゅぅ・・・」 「だから、駆除に来るのか」 「いえ、人間さんは本当にゆっくりしてくれたわ。ぱちぇ達よりもゆっくりしていたかも。 ゆゆこさえ差し出してくれれば、群れはそのままにしておいてくれる。 そうまで言ってくれたのよ」 役所にしてみれば、群れを一斉駆除するよりも一体の希少種を捕獲する方がいいだろう。 第一、安上がりだ。 「ドスは、何やってたんだ」 「何もしなかったわ。ゆっくりしていれば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 「他のゆっくり達は?」 「ゆっくりしていたわ。自分達のゆっくりぶりを見れば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 ゆっくりは、何かを積極的にやることを好まない。 群れによっては、狩りを一生懸命することさえ忌避される。 まぁ、そんな群れは往々にして長持ちしないのだが。 「自分達は何もしない。ゆゆこは野放し。そりゃあ」 「群れを潰されても、文句は言えないわね・・・。でも」 「なあ、ぱちぇ。ひとつ聞いてもいいか?」 「むきゅ?」 「お前は、何やってたんだ」 「ぱちぇは・・・、ドスの仲間に入れてもらえなかったの。 それでも、ゆっくりしてる場合じゃないって、皆に言ってはいたの」 「聞き入れては、もらえなかった?」 「そうよ。分かってくれたのは、ありすとれいむだけ」 それも、たいしたこともないゆっくりだったのだろう。 ぱちぇの沈んだ表情が、それを物語っていた。 こんな顔を見に、ここまで来たのではなかったのだが。 「ぱちぇ。お前は、何で中身を吐いてまで山を降りようとしていたんだ」 「人間さんのところに、行くつもりだったのよ」 「無茶だな。ゲロ袋と呼んで、お前の種を嫌っている人間も多いんだ。 一歩間違えれば、真っ先に潰されるところだぞ」 「それでも、ぱちぇは、じっとしていたくないのよ! だって、群れがなくなるのよ!」 「ぱちぇ、私が子供だった時に流行った言葉を教えてやろう」 「むきゅきゅ?」 「感動的だな、だが無意味だ」 「むきゅっ・・・」 私は饅頭を持ち上げると、顔と顔を近づけた。 「ぱちゅりー。これからあまりゆっくりできないことを言う。 中身を吐かずに、聞くことはできるか?」 「・・・頑張るわ」 「お前は、良い奴だな。でも、1匹だけじゃ何もできないんだ」 「でも、もしかしたら、お兄さんのように分かってくれる人間さんがいるかも」 「そうだな。何だったら私も一緒に行って、説得を試みるのもいい。 そうすれば、取りあえず、明日の駆除はなくなるかもしれない」 「お兄さん」 「だけどな、きっとまた、同じことの繰り返しだ。 そして時間が経つほど、事態は悪くなる。 前回は、ゆゆこの引渡し。今回は群れの駆除」 ぱちゅりーは口を硬く結んだまま、私の話に耐えているようだった。 「恐らく次は、この辺りの群れが全滅させられる。 だんだんと、疑われるんだ。 全てグルになっているか、ゆゆこが異常に繁殖しているか」 「ゆゆこは、ひとつだけだわ」 「だったら、それを引き渡せば良かったんだ。 それで人里の被害が治まれば、少ない予算を費やしてまで駆除しようとはしない」 寒天の瞳が私を見据えた。 まだ意思というものがあるだけに、悲しい眼差しだった。 「お兄さん、ぱちぇはどうすればいいの?」 「手遅れだ。それを理解することだ」 「・・・だったら、ぱちぇは戻る。お兄さんの言った事、群れの皆に伝えるわ」 私は殊勝な饅頭を小脇に抱えると、登った先にあるだろう群れとは反対の方へ歩き出した。 腕に、それなりの力を込めながら。 「お前は、群れには帰さない」 「どうして? お兄さんは、ゆっくりをいじめてゆっくりする人なの?」 「馬鹿野郎。お前を虐めるのは私じゃない。群れのゆっくりだ」 「むきゅっ」 「話を聞いててよく分かった。お前達の群れは、ゆっくりしているだけの群れだ。 目先のゆっくりを大事に思う余り、明日のゆっくりを潰してしまうアホの集まりだ」 「お兄さんの言うことは、よく分かるわ。でも、それがゆっくりって生き物じゃないの?」 「そうでもないさ。賢明な群れは、ちゃんとある。 ゆっくりするためには、そうじゃないこともやらなきゃいけないと肝に銘じている奴らがな」 「ぱちぇの群れは、お馬鹿さんばかりなのね・・・」 「そうだな。きっと群れに帰ったら、お前は無視されるどころか、また傷付けられる」 私は抱え上げた時、ぱちぇのあんよを見てしまった。 明らかに、枝か何かで傷付けられた痕がある。 「その傷、大方ゆっくりできないぱちぇがどうのって、虐められたんだろ」 「むきゅぅ。でも、ちゃんとぱちぇの話を聞いてくれたゆっくりもいたわ」 「聞いていただけだ。 もし本当に分かっていたら、お前と一緒に山を降りていたはずだからな」 咳き込む音と共に、冷たいものが腕にかかった。 歩みは、止まる。 私は吐しゃ物に塗れたぱちゅりーの口を、手で塞いだ。 「ショックなのは分かる。同情もしてやる。だから我慢してろ」 「・・・お兄さん、ぱちぇはどうすれば良かったの?」 「お前はドスの側にいるか、自分が長になるべきだったんだ。 群れを変えるってのは、そういうことなんだよ。 お前位の賢い奴を受け入れなかった時点で、群れの運命は終わっていた」 「むきゅん。だから無意味って言ったのね・・・」 「そうだ。事ここに到って何かをやろうとしても、無駄なんだ。 やるんだったら、もっと前から深いところから、始めなきゃいけなかったんだ。 今更ジタバタしたって、自己満足以外の何ものでもない」 「ごめんなさい、お兄さん」 「謝ることはない。 あの群れは死ぬ。ゆっくりしていただけで、何もしてこなかったためにな。 ぱちゅりー、お前は生きろ。 生きて、今度は長にでもなって、本当にゆっくりとした群れを作ってみるんだ」 私は自嘲する。 何を一生懸命になっているのか、と。 たかが饅頭如きに、何を求めているのだろう。 それに自分は、脳内お花畑なゆっくりが好きでここまで来たのではなかったのか。 「お前は私が、安全なところまで運んでやるよ。それからは、お前が決めろ」 「ゆっくり理解したわ・・・」 「せめてお前くらいに理解できれば、良かったのにな」 私は再び小脇のゆっくりと共に歩き出した。 山を降りたらぱちゅりーを助手席に乗せて、この辺りを抜けよう。 シートベルトはさせるべきなのだろうか? そんな馬鹿馬鹿しいことが何故か浮かんだりした。 麓に近付くと、胸のポケットに入れていた携帯端末が震え出した。 メールでも受信したのだろう。 手頃な倒木があったので、私達は並んで腰をかける。 いや、ぱちぇに腰などない。 頭だけの生き物に、私は水筒のお茶を飲ませつつ、端末を操作した。 ディスプレイに、送られてきた文面が映る。 「ぱちぇ、お前に言いそびれたことがあるんだ」 「なに、お兄さん」 「ゆっくりしているだけで何もしなかったってのは、お前達だけじゃないんだよ」 「むきゅきゅ?」 「人間だって、同じようなものさ。 ゆっくりしていただけの群れが、また消えていくようだ」 画面の文字を、ぱちゅりーに見せてやった。 どのくらい理解できているのか、私には分からない。 文面は、こういう一文から始まっていた。 『稀代の悪法が、あと100時間で可決されます! 是非、反対の署名にご協力下さい!』 (終) 【過去作】 ※ほんの少し未来の話 本作 ふたば系ゆっくりいじめ 906 蟷螂の斧 ※単発物近作 ふたば系ゆっくりいじめ 1124 おひさまさんをつかんでしまった ふたば系ゆっくりいじめ 1059 でか帽子まりしゃと姉まりしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 1055 さげゆん ふたば系ゆっくりいじめ 1019 餡娘ちゃんに花束を ※カオスVS鬼威惨 次回桜が咲く頃までには ふたば系ゆっくりいじめ 947 はげの復活(上) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※どろわ&ぬえ draw006 「パラダイゆch」 nue079 「素晴らしき世界」 nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあき、感謝。 二行の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 特定秘密保護法案さん・・・ -- 2013-12-02 11 37 47 優秀なぱちぇだ・・・俺なら迷わず飼いゆにしちゃうね。 -- 2011-07-13 23 57 52 稀代の悪法と言われていくつか思い浮かぶって相当だよな -- 2011-01-19 10 15 11 友愛ェ… 必死に反対しても一人ではどうにもならないのが現状なのよ…;; -- 2010-12-24 20 47 09 ゆっくりは人を映す鏡みたいなもんですからねえ… 目先のゆっくりに騙されて冬を迎えてるあたり、バカの群れまんまって事かorz -- 2010-09-03 03 59 06 お前ら・・・友愛されるぞ・・・ -- 2010-08-28 17 54 13 外国人参政権はマジ危険というか、帰還した人のことを混ぜるとあやふやな点があり民主党でもその点をついて論破したツワモノもいるよ -- 2010-08-28 14 32 53 なんという社会派なSSさん… 我々もゆっくりと変わらないのかも知れませんね… 良いもの読ませてもらいました。 -- 2010-07-19 20 05 20 外国人地方参政権さんや人権擁護法案さんかもしれないのぜ 左翼勢力さんはゆっくりできないのぜ。 -- 2010-06-27 22 26 29 稀代の悪法!?児ポ法のことですか?だとしたら許せん。 -- 2010-06-17 04 59 14
https://w.atwiki.jp/tv-drama/pages/186.html
大津茂川(おおつもがわ)は、兵庫県南西部を流れる河川。二級水系の本流である。 兵庫県姫路市北西部の林田町大堤に源を発する。東の夢前川水系菅生川と西の揖保川水系林田川に挟まれた狭い流域を南に流れる。峰相山麓、姫新線太市駅付近から徐々に平野部に出るが、しばらくは谷間の情景を残している。やがて揖保郡太子町に入り太子竜野バイパスをくぐると、まず西岸より山が消える。太子町東部を潤したのち再び姫路市(勝原区)に入り、程なく東岸も平野となって田園地帯を下る。下流域では概ね大津区と網干区との境を成し、揖保川とつながる網干川を併せて播磨灘に注ぐ。河口付近はダイセル化学工業などの工場が並ぶ臨海工業地域である。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2547.html
短編集 ゆっくり童話 7KB 虐待-普通 制裁 パロディ 小ネタ 自業自得 ゲス れいぱー ドスまりさ 希少種 幻想郷 創作亜種 童話風の小説。虐待分がなく、童話も変更されている部分もあります。 (書いた小説) ふたば系ゆっくりいじめ 818 黒いオオカミ~chapter1~ ふたば系ゆっくりいじめ 838 黒いオオカミ~chapter2~ ふたば系ゆっくりいじめ 851 黒いオオカミ~chapter3~ ふたば系ゆっくりいじめ 894 ゆっくりが知ってはいけない、鬼ごっこ ふたば系ゆっくりいじめ 916 インフェルノ・ペスト ふたば系ゆっくりいじめ 957 暴飲暴食の豚王 ふたば系ゆっくりいじめ 975 自然の恵み ふたば系ゆっくりいじめ 1004 短編集 合体「ゆっくり×悪魔」 ふたば系ゆっくりいじめ 1037 短編集 選ぶとしたら・・・・ ふたば系ゆっくりいじめ 1112 スポーツでゆっくりを虐待!!in魔界 ふたば系ゆっくりいじめ 1139 ゆっくり実験するよ!! △注意事項△ ・希少種、胴付きゆっくりが登場します。 ・悪魔も登場します ・ゲスゆ、でいぶ、れいぱーは制裁ものもあります。 ・それでも良いという方は読んでください。 =始めに= ゆ虐待レストランへようこそ。私は支配人のマッドと申します。 さて、今回のメニューは「短編集 ゆっくり童話」です。 ゆっくりを絡んだコミカルな童話であります。 今回はそんなお話。 =その壱 「ヤマタノオロチ退治」= 昔々、この出雲の国に恐ろしい八つの頭に八つの尾を持つヤマタノオロチが現れました。 ヤマタノオロチはこう言いました。 「一週間まで、生贄となる者を差し出さなければ村を食いつくす。」 そういって、自分の住処へと戻りました。 村の人々は大慌てです。 最初は退治するという事も考えましたが、下手をすれば村は全滅してしまう恐れがある。 村の重鎮たちを集めて村長の家で話し合いの結果・・・ 村長が大事に育てていた胴つきのみのりこが生贄として選ばれたのです。 悲しみに暮れる村長とみのりこの姉である、胴つきしずは。 「すまん・・・みのりこ。ワシをゆるしてくれ・・・・」 「みのりこ・・・・」 「悲しまないで村長さん、皆さん、お姉ちゃん。オロチの生贄になれば・・・」 この姉妹ゆっくりはこの村のマスコットでもあり、 村に豊作をもたらすありがたいゆっくり。 だからこそ、村の人々はだれよりもこの姉妹を生贄にしたくない気持ちがある。 その時でした。 「話は全て聞かせてもらいました!!」 現れたのは背中に木刀を持った胴つきのようむでした。 彼女は胴つきのゆゆこの元で働いていて、偶然この村で食材を買いに行っていたのです。 村長はこう言いました。 「しかし・・・いくら、剣のエキスパートのようむさんでも、あの恐ろしい怪物を倒せません。」 「秘策はあるみょん。成功した時にみのりこをみょんのお嫁にください。」 「解りました。して・・・秘策とは?」 ようむの策はこうだった。 オロチはどれを生贄とするのかまでは言っていなかった。 つまり、ゲスゆやれいぱーを生贄として差し出してもありと言うわけだ。 オロチは満腹となって眠っている所を狙って退治する。 村の人々は総勢でゲスゆっくりをかき集めた。 そして、一週間後・・・・ 「やべでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 「ま゛りざはま゛ずい゛んだぜ・・・ゆぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 「このくしょへび!!きゃわいいれいみゅをちゃべ、ゆんやああああ!!!」 「ゆんぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!がみ゛ざんを゛だべな゛い゛でぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 「あ゛あ゛あ゛っ!!!あ゛りずのべにべにがぁぁぁぁ!!!」 「わぎゃ゛ら゛な゛い゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!ぢぇ゛ん゛の゛しっぽざん゛を゛だべな゛い゛でぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 見事にオロチはバクバクとゲスゆやれいぱーを食べている。 ゆっくりたちの絶叫がいいのかオロチは気分がいいようだ。 やがて、全てのゆっくりを喰らいつくした後、オロチはグゥーグゥーと眠りました。 ようむは寝ているオロチの首を全て叩き斬ったのです。 最後に尾を斬ろうとしましたが、そこだけは固かったのです。 何回もやるうちに、オロチの尾から光輝く剣が出てきました。 それは後に「草薙の剣」となる宝剣です。 ヤマタノオロチを退治した上、ゲスゆっくりたちの処分といった功績が認められて、ようむは出雲の国を治めて欲しいと言われましたが、 「村長と私の主、ゆゆこ様と治めて欲しい」と、辞退しました。 ようむはみのりこは結婚し、いつまでも幸せにくらしましたとさ。めでたし、めでたし。 =その弐 「浦島太郎」= ある所に浦島太郎と言う漁師兼ゆっくりの虐待お兄さんがいました。 今日は魚を釣ろうと海へやってきた所、何かの声が聞こえました。 「やめて、かっぱー!!」 「ゆっへへへー!!おとなしくまりささまのばんごはんになるんだぜ!!」 「かっこいいよー、まりさー!!がんばれー!!」 みると、ゲスのれいむとまりさが、にとりに絡まれているではありませんか。 浦島はこのれいむとまりさを追い払おうと話しました。 「こらこら、そこのゆっくりたち。にとりを苛めるの良くない。」 「ゆゆっ!!うるさいんだぜ、くそじじい!!」 「れいむたちはかわいそうなゆっくりなんだよ!!あまあまちょうだいね!!」 浦島太郎は仕方ないという、と思い。 二匹を持ちあげて海へと放り投げました。 「そぉい!!」 「「おそらをとんでるみたいーーー」」 ドッポーンと着水音がしました。 「「ゆぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!じょ゛っ゛ばい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」」 バチャバチャともがきますが、それも弱まりゴボゴボと沈みました。 「かっぱっぱー♪助けて下さってどうもありがとうございました。」 「気にするな。」 「お礼に竜宮城へ招待させます。かっぱっぱー。」 「その竜宮城は何処にあるの?」 「海だかっぱー。にとりを持って海へ入って下さい。」 にとりの言うとおりに、抱きかかえて海へ入る。 すると、海の中に入っており、その先に色取り取りのサンゴ礁に囲まれた竜宮城があった。 すると美しい女性だが、下半身が魚であった。 「ようこそ、竜宮城へ。私は乙姫と申します。にとりが危ない所、助けていただいてありがとうございます。」 「いえいえ、気にしないでください。」 「お礼と言っては何ですが、貴方を竜宮城へご招待させます。」 そこはまるで夢のようだった。 豪華な食事、つむりまりさの組み体操、胴付きのいくさんとむらさの舞いでした。 十分に楽しんだ浦島ですが、地上が恋しくなってきた。 「そろそろ、帰らないと・・・」 「この玉手箱を貴方に授けますが、決して開けてはなりません。」 浦島はそう頷き、にとりと一緒に地上へ戻るのでした。 「それじゃあ、お別れかっぱー。さようならー」 にとりはそう言うと、海へと帰りました。 お兄さんも手を振りました。 「うーん・・・やっぱこのたまで箱の中身が気になるなー。」 箱を開けたいのですが、決して開けない様にと言われています。 と、その時・・・・ 「ゆっへへへへ!!そのきれいなはこさんをまりささまにわたすんだぜ!!」 現れたのはドゲスまりさです。 優に4mもあります。 これには到底かないませんので素直に玉手箱を渡しました。 ドゲスまりさは箱の紐を解いて開けると中から白い煙が出てきました。 「ゆっ!?なんなんだぜ!!」 どうしたことでしょう。ドゲスまりさはあっという間に干乾びて絶命しました。 そう、この玉手箱は、浦島が竜宮城で過ごしていた時間が入っていたのです。 もしも、浦島がこの箱を開けたとすると・・・このドゲスまりさと同じ運命にたどっていた事でしょう。 すると、玉手箱の中に金銀財宝に米俵が入っていました。 こうして、浦島は幸せに暮らしましたとさ。 =その参 「舌切り夜雀」= ある村のお姉さんは二匹のゆっくりを飼っていました。 一つはれいむ。もう一つは希少種のみすちーでした。 ある日、お姉さんは川へ洗濯に行っている間、れいむがみすちーをイジメていました みすちーは山へと逃げたのです。 そして、お姉さんが帰ってきた時、みすちーがいないことに気付きました。 「れいむ。みすちーはどうしたんじゃ?」 「みすちーはやまさんへかえるといったよ!!」 れいむはキリッと言いました。 しかし、れいむのバレバレの嘘を見抜いて、箒でバシバシと叩いて川へ流しました。 お姉さんはみすちーを追いかけて行きました。 「みすちー。何処にいるの?」 山の奥まで捜しましたが、見つかりませんでした。 帰ろうかと思いましたが、声が聞こえました。 「おおっ、そこのご老人、待って下さい。」 ヒュンヒュンと顔をシェイクしているのはきめぇ丸でした。 あまりにも不気味なため、他のゆっくりたちからゆっくりできないと言われている。 「こんな、山に入って降りるのは無謀無謀。」 「みすちーを捜しにここまで来たですが、見つからなくて・・・・」 「おおっ、みすちーなら、この先に居ます。」 きめぇ丸の後へ着いて行くと其処には多くのきめぇ丸やみすちーが住んでいました。 そこに、お姉さんが飼っていたみすちーが無事に見つかりました。 山を降りるのは明日にしておいて、きめぇ丸とみすちーの集落でご馳走を食べました。 翌日・・・みすちーと一緒に山を降りる準備をしました。 きめぇ丸が呼びとめました。 「お待ちください。この大きなつづらと小さなつづらをどちらか一つ、あげましょう。」 「では、小さめのつづらを貰います。」 お姉さんは小さいつづらを持って、山を下りたのです。 家に帰って小さいつづらを開けると中には小判が沢山、入っていました。 お姉さんは村一番の美系の男性と結婚して、幸せになりましたとさ。 めでたし。めでたし。 =あとがきだより= さーて、いかがだったでしょうか? 今回は希少種と胴付きの盛り合わせ。 今まで出てこなかったゆっくりがいましたからね。 では、また次回をお楽しみに・・・・・ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 普通種の扱いに草生える~ -- 2013-08-06 22 24 07 うーん誤字脱字が酷いよ…特に浦島……読みづらくて…すっきりできない… -- 2012-10-01 19 37 13 浦島太郎のとこ、ゲスがにとりに絡まれてるになってるw -- 2012-06-11 12 58 39 舌きり雀で、ひどい目に合うお婆さん役が居ないのが残念だぜ… -- 2011-01-09 13 25 09 読みやすかった。面白さは普通。 -- 2010-07-16 01 15 29 舌きり夜雀ではれいむが意地悪なおばあさん役だったらよかったと思う -- 2010-06-06 13 58 25
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/15.html
このページには、ゆっくりいじめ系501~750まで一覧となっています。 作品の後ろにある文字の説明はジャンルマークについてに纏めてあります。 500以前および751以降につきましては下記から。 ゆっくりいじめ.250 ゆっくりいじめ.500 ゆっくりいじめ.1000 ゆっくりいじめ.1250 ゆっくりいじめ.1500 ゆっくりいじめ.1750 ゆっくりいじめ.2000 ゆっくりいじめ.2250 ゆっくりいじめ.2500 ゆっくりいじめ.2750 ゆっくりいじめ.3000 ゆっくりいじめ系501 お兄さんの歪んだ愛_1虐無 ゆっくりいじめ系502 お兄さんの歪んだ愛_2制無 ゆっくりいじめ系503 ゆっくり家族と恐怖映像_1虐無 ゆっくりいじめ系504 ゆっくり家族と恐怖映像_2虐無 ゆっくりいじめ系505 公園でゆっくり虐家無 ゆっくりいじめ系506 ゆっくりと扇風機そ家無外 ゆっくりいじめ系507 原点回帰っぽい後編を目指したらわけ分かんなくなったそ捕無 ゆっくりいじめ系508 おれまりさの逆襲そ無 ゆっくりいじめ系509 紅い弾丸そ無 「ゆっくりいじめ系510 ゆふらんいじめは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系511 ゆっくり焼き土下座(後)_01制 ゆっくりいじめ系512 ゆっくり焼き土下座(後)_02制 ゆっくりいじめ系513 ゆさくや1そ性家共捕無 「ゆっくりいじめ系514 みんなのゆるフ3は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系515 強姦まりさの敗北制性無 ゆっくりいじめ系516 れいむのお味虐無 ゆっくりいじめ系518 盲目の子れいむ ゆっくりいじめ系519 ゆっくりBOMB制家機無 ゆっくりいじめ系520 ゆっくり移植虐 「ゆっくりいじめ系521 みんなのゆるフ4は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系522 ゆっくりめーりんの話虐無 ゆっくりいじめ系523 ゆっくりしすぎた逆転裁判_1 ゆっくりいじめ系524 ゆっくりしすぎた逆転裁判_2 ゆっくりいじめ系525 ゆさくや2_1そ ゆっくりいじめ系526 ゆさくや2_2虐 ゆっくりいじめ系527 ゆっくり腹話術(後) 作者により削除されました ゆっくりいじめ系529 ゆっくりみだら6 ゆっくりいじめ系530 ゆっくりぺにぺに制 ゆっくりいじめ系531 ハチノコ獲り式ゆっくりの捕まえ方 ゆっくりいじめ系532 乳むしり虐家無外 ゆっくりいじめ系533 【月とゆっくり】 「ゆっくりいじめ系534および535は作者さん要請により削りました。by管理人」 「ゆっくりいじめ系536 ゆっくりをやめたちぇんは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系537 男と女がゆっくりと ゆっくりいじめ系539 少女と饅頭が地下室で ゆっくりいじめ系540 ゆっくり水雷戦虐家道無 ゆっくりいじめ系541 醜い美れいむ虐 ゆっくりいじめ系542 赤ちゃんゆっくりの冒険-前-そ環家性捕 ゆっくりいじめ系543 赤ちゃんゆっくりの冒険-後-そ環家性捕 ゆっくりいじめ系544 【めーりんが気功を覚えました】緩制無 ゆっくりいじめ系545 挙の歳末_1制捕無 ゆっくりいじめ系546 挙の歳末_2制捕無 ゆっくりいじめ系547 挙の歳末_3制捕無 ゆっくりいじめ系548 【おおきなかぶ】そ家 ゆっくりいじめ系549 ゆっくりの飼い方 私の場合虐環無 ゆっくりいじめ系550 体付きゆっくりの冬虐家捕無 ゆっくりいじめ系551 チェンジリング前制家無 ゆっくりいじめ系552 チェンジリング中制家無 ゆっくりいじめ系553 ゆっくりをからかうそ無 ゆっくりいじめ系554 -森の彼女とゆっくり知恵比べ-そ無 ゆっくりいじめ系555 こわいこわい逃走劇制無 ゆっくりいじめ系556 ゆっくりウェポンストーリー虐無 ゆっくりいじめ系557 ゆっくりがいる家庭虐家無 ゆっくりいじめ系558 【罠】制 ゆっくりいじめ系559 ゆさくや3虐制家 ゆっくりいじめ系560 定だったゆっくり虐そ家 ゆっくりいじめ系561 俺とゆっくり2(終編)虐制家捕無 ゆっくりいじめ系562 【押し問答】虐そ無 ゆっくりいじめ系563 シムゆっくりちゅーとりあるそ家 ゆっくりいじめ系564 俺とゆっくりの話 2そ無 ゆっくりいじめ系565 お兄さんの逆襲 前編虐無 ゆっくりいじめ系566 お兄さんの逆襲 後編虐無 ゆっくりいじめ系567 シムゆっくり仕様書そ 作者により削除されました ゆっくりいじめ系569 愛のある食卓虐そ無 ゆっくりいじめ系570 ゆっくりとりひき虐環無 ゆっくりいじめ系571 みんなで食べようそ料無 ゆっくりいじめ系572 きめぇ丸その後虐家無 ゆっくりいじめ系573 ゆさくや3.5虐そ無 ゆっくりいじめ系574 午後の紅茶虐無 ゆっくりいじめ系575 ゆっくり大戦(YW)そ共機 ゆっくりいじめ系576 【さっぱりしていってね!!!】そ薬無 ゆっくりいじめ系577 ゆっくり推進委員会_1虐環無 ゆっくりいじめ系578 ゆっくり推進委員会_2虐環無 ゆっくりいじめ系579 俺とゆっくりの話 3そ共無 ゆっくりいじめ系580 ゆっくりとりひき2虐環無 ゆっくりいじめ系581 ゆっくり大戦(YW)2そ共機 ゆっくりいじめ系582 淡々とゆっくりを尾行してみたそ家環無 ゆっくりいじめ系583 なつ☆こみそ無 「ゆっくりいじめ系584 俺がゆっくりするは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系585 -森の彼女と逆襲のゆっくり-制無 ゆっくりいじめ系586 ドスぱちゅりー『感染拡大』虐環薬家 ゆっくりいじめ系587 波乗りまりさ(妊娠編)虐環性家無 ゆっくりいじめ系588 ゆっくりしないでね!制無 ゆっくりいじめ系589 淡々とゆっくりを尾行してみた 2虐環家無 ゆっくりいじめ系590 ゆっくり大戦(YW)3虐共機 ゆっくりいじめ系591 巨大(ry制 ゆっくりいじめ系592 文々。新聞 コラム虐薬道無 ゆっくりいじめ系593 ゆっくりにっく_2虐無 ゆっくりいじめ系594 リアルに吐くゆっくり虐無 ゆっくりいじめ系595 完璧なゆっくり≪準備編≫虐家共無 ゆっくりいじめ系596 ゆこまち虐共無 ゆっくりいじめ系597 虐待おばば虐無 ゆっくりいじめ系598 ゆっくりのいる街_1虐共料無外 ゆっくりいじめ系599 ゆっくりのいる街_2虐共料無外 ゆっくりいじめ系600 ゆっくり大戦(YW)4虐共機 ゆっくりいじめ系601 ある新人ゆっくりーだーの話(前編)制無 ゆっくりいじめ系602 淡々とゆっくりを尾行してみた3虐環家捕無 ゆっくりいじめ系603 ゆっくりそんぐ虐家無 ゆっくりいじめ系604 ゆっくりの一人カラオケそ無 ゆっくりいじめ系605 ゆっくりのいる街2虐家無外 ゆっくりいじめ系606 餡子とキリギリス虐家無 ゆっくりいじめ系607 ゆっくりみだら7虐性捕無 ゆっくりいじめ系608 ゆっくりしていってね!虐 ゆっくりいじめ系609 きらーうーぱっく虐家共無 ゆっくりいじめ系610 自由を求めて制環共 ゆっくりいじめ系611 どこで何が狂い出したのか…そ共 ゆっくりいじめ系612 ゆっくり詰め虐環家捕無 ゆっくりいじめ系613 虐待お兄さんVSゆっくりんピース虐無 ゆっくりいじめ系614 チェンジリング後①制家捕無 ゆっくりいじめ系615 チェンジリング後②制家捕無 ゆっくりいじめ系616 ゆゆほーる虐道無 ゆっくりいじめ系617 ゆっくりさらい虐家 ゆっくりいじめ系618 ゆっくり家族のある夏の日虐環家 ゆっくりいじめ系619 虐待場虐無 ゆっくりいじめ系620 ゆさくや4虐捕無 ゆっくりいじめ系621 ゆっくりと燕制機無 ゆっくりいじめ系622 ゆっくり訓練虐環家無 ゆっくりいじめ系623 きらーうーぱっく・2虐捕 ゆっくりいじめ系624 うーうー!ってやつかわいい虐家捕 ゆっくりいじめ系625 うーぱっく運送制 ゆっくりいじめ系626 ぶるぶる虐環家 ゆっくりいじめ系627 ゆっくりてんこ虐無 ゆっくりいじめ系628 鳩と餌と糞虐無 ゆっくりいじめ系629 ゆっくりTVショッピング虐無 ゆっくりいじめ系630 狭き門虐環家共無 ゆっくりいじめ系631 ゆっくりマウンテン制環共 ゆっくりいじめ系632 ゆっくりの木虐無 ゆっくりいじめ系633 家具ゆっくり虐道無 ゆっくりいじめ系634 ゆっくりのいる街3_1虐家料無 ゆっくりいじめ系635 ゆっくりのいる街3_2虐家料無 ゆっくりいじめ系636 俺とゆっくり2(完結編)虐環捕無 ゆっくりいじめ系637 木まりさで永久機関そ性無 ゆっくりいじめ系638 少年と木ゆっくり虐無 ゆっくりいじめ系639 ゆかりんのピーッくっせぇ~~!制性 ゆっくりいじめ系640 えれえれ制無 ゆっくりいじめ系641 ゆっくり葬式虐家無 ゆっくりいじめ系642 満員電車とゆっくり虐環無外 ゆっくりいじめ系643 ゆっくりのいる街4_1虐無 ゆっくりいじめ系644 ゆっくりのいる街4_2虐無 ゆっくりいじめ系645 消えたゆっくり虐家無 ゆっくりいじめ系646 普通に虐待虐家無 ゆっくりいじめ系647 ある新人ゆっくりーだーの話(後篇)制共無 ゆっくりいじめ系648 狂ったドスまりさ虐無 ゆっくりいじめ系649 ギャルゲーでゆっくり虐そ無 ゆっくりいじめ系650 虐待おばば2虐無 ゆっくりいじめ系651 ユルジンと魔法のランプ虐家性共 ゆっくりいじめ系652 飛蝗虐環 ゆっくりいじめ系653 ゴッドかなこ虐共 ゆっくりいじめ系654 普通に虐待2~以下無限ループ~虐環家共無 ゆっくりいじめ系655 働き者虐 ゆっくりいじめ系656 -森の彼女と孤独のグルメ-虐料 ゆっくりいじめ系657 いい夢みれただろ?前編制性無外 ゆっくりいじめ系658 いい夢みれただろ?後編虐無外 ゆっくりいじめ系659 ゆっくり大学虐待学部虐性無外 ゆっくりいじめ系660 ゆっくりのいる街5虐無 ゆっくりいじめ系661 ずんぼー虐性 ゆっくりいじめ系662 大岡裁き制家無 ゆっくりいじめ系663 ルチャゆっくり虐無 ゆっくりいじめ系664 ゆっくりふれんどぱーく虐機無外 ゆっくりいじめ系665 ゆっくり研究虐家無外 ゆっくりいじめ系666 ゆっくり推進委員会2虐環家無 ゆっくりいじめ系667 髪飾りの影響 前虐無 作者さんの要望により削除しました。 ゆっくりいじめ系670 ゆっくり魔理沙の生涯『子育て編』虐捕 「ゆっくりいじめ系671 ……で?は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系672 Eゆっくり制家無 ゆっくりいじめ系673 街虐環無 ゆっくりいじめ系674 二つの計画制無 ゆっくりいじめ系675 一人きりの子育て虐性家 ゆっくりいじめ系676 ゆっくりのいる街6_1虐無 ゆっくりいじめ系677 ゆっくりのいる街6_2虐無 ゆっくりいじめ系678 ゆっくりべんじょ虐無 ゆっくりいじめ系679 オーディオお兄さん虐無 ゆっくりいじめ系680 ゆっくり刷り込みしてね!!!虐共無 ゆっくりいじめ系681 ただ永遠にこれだけを…虐無 ゆっくりいじめ系682 まりさは本当に強いのか虐無 ゆっくりいじめ系683 ゆっくり鉄骨渡り虐環家捕無 ゆっくりいじめ系684 鬼意裁き虐無 ゆっくりいじめ系685 ゆっくりのいる街7虐家無 ゆっくりいじめ系686 童謡虐家無 「ゆっくりいじめ系687 不感症ゆっくりは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系688 「ゆっくりしてるよ!!」虐環 ゆっくりいじめ系689 三回擦ってすぐ絶頂~驚異の三擦り半~虐性 ゆっくりいじめ系690 ゆっくりとカビ虐性家無 ゆっくりいじめ系691 普通に虐待2~以下無限ループ~加筆分虐環 ゆっくりいじめ系692 嗚呼、人違いそ ゆっくりいじめ系693 ドスまりさとゆうか虐無 ゆっくりいじめ系694 餡餡。新聞制無 ゆっくりいじめ系695 21世紀的ゆっくり生活虐家無 ゆっくりいじめ系696 SSC制環機無 ゆっくりいじめ系697 野生のゆっくり虐家無外 ゆっくりいじめ系698 ゆっくり大戦(YW)5虐機道 ゆっくりいじめ系699 ある研究者の日記虐環機無 ゆっくりいじめ系700 ゆっくり姫第一章そ無 ゆっくりいじめ系701 チルノvsちるの虐 ゆっくりいじめ系702 ゆっくり新聞制無 ゆっくりいじめ系703 ゆっくり掛川宿場虐無 ゆっくりいじめ系704 子ゆっくり制家無 ゆっくりいじめ系705 ある復讐の結末(前)虐性捕 ゆっくりいじめ系706 ある復讐の結末(中)そ捕無 ゆっくりいじめ系707 短編集虐家無 ゆっくりいじめ系708 醜い物(中)(ドスまりさとゆうか2)そ無 ゆっくりいじめ系709 餌やり制家無 「ゆっくりいじめ系710 Soul Strangerは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系711 ある植物型奇形妊娠の話虐環家 ゆっくりいじめ系712 ゆっくりですれ違った男女の悲しい愛の物語虐家無 ゆっくりいじめ系713 頷き男とゆっくりまりさの自慢制無 ゆっくりいじめ系714 復讐のゆっくりまりさ(前)そ無 ゆっくりいじめ系715 不可侵条約虐無 ゆっくりいじめ系716 ストリートミュージシャン虐家無 ゆっくりいじめ系717 とりもち虐無 ゆっくりいじめ系718 ドスまりさのお願い(前)虐制家無 ゆっくりいじめ系719 ドスまりさのお願い(後)そ無 ゆっくりいじめ系720 豚小屋とぷっでぃーん虐無 ゆっくりいじめ系721 ある復讐の結末(後-1)そ捕無 ゆっくりいじめ系722 復讐のゆっくりまりさ(中)虐共無 ゆっくりいじめ系723 ゆっくり査定虐無 ゆっくりいじめ系724 ゆっくり整形虐無 ゆっくりいじめ系725 いなばの白ゆっくり制 ゆっくりいじめ系726 ある飼いゆっくりの悲劇虐捕無 ゆっくりいじめ系727 復讐のゆっくりまりさ(後)虐共無 ゆっくりいじめ系728 ゆっくり対策制無 ゆっくりいじめ系729 灰色の檻の中で虐環家無 ゆっくりいじめ系730 すぃー虐家機無 ゆっくりいじめ系731 ある復讐の結末(後-2)制捕無 ゆっくりいじめ系732 ゆっくり大サーカス虐環薬無 ゆっくりいじめ系733 thinker虐そ環無 ゆっくりいじめ系734 アリスが滑った話虐機無外 作者により削除されました ゆっくりいじめ系736 武器を手にしたゆっくり制 ゆっくりいじめ系737 からっぽのいえ制無 ゆっくりいじめ系738 永夜緩居[ゆっくり]虐環捕 ゆっくりいじめ系739 ある復讐の結末(後-3)制捕無 ゆっくりいじめ系740 ゆっくり改造論1虐捕無 ゆっくりいじめ系741 家庭餡園そ機無 ゆっくりいじめ系742 髪飾りの影響 後 「れいむ」(リボンまりさ)虐環家無 ゆっくりいじめ系743 楽園そ環無 ゆっくりいじめ系744 風船Ⅰそ家無 ゆっくりいじめ系745 ゆっくりれいむの悪夢虐環機無 「ゆっくりいじめ系746 不感症ゆっくり2は作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系747 ゆっくり推進委員会3虐環捕無 ゆっくりいじめ系748 ある動物型奇形妊娠の話虐環 ゆっくりいじめ系749 現代ゆっくり虐家無 ゆっくりいじめ系750 人のふんどし虐環
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/686.html
※パロディです ※童話風もしくは絵本風にかかれています ※虐待お兄さんが出ます ※すべてひらがなです ※ゆらしまたろうといってもゆっくりではありません ※虐待要素がほとんどありません 「ゆらしまたろう」 むかしむかしあるところにゆらしまたろうというわかものがすんでいました。 ゆらしまたろうはつりがだいすきで、つりでつったさかなをいちばにうってせいかつをしていました。 きょうもゆらしまたろうはおいしいたべものをもらうためにさかなをつりにいくと 「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「「「きゃっほぅ!しゅうだんりんちだぁ!!」」」 というこえがきこえました。 こえのするほうをみると なんということでしょう!3にんのこどもがきしょうしゅであるゆっくりにとりをいじめてました。 それをみた ゆらしまたろうはとてもおどろきました。 ただでさえゆっくりにとりはかずがすくないのでここでにとりがしんだらまたにとりのかずがへってしまうだろう! そうおもったゆらしまたろうはすぐにとめにいきました。 「こらこら おまえたち! にとりをいじめたらいけないだろう?」 「「「えー!?」」」 「いいじゃん。」 「べつに。」 「おもしろいからいいんだよ。」 「「「と、いうより、ゆらしまさんもぎゃくたいだいすきじゃん!!!」」」 「む・・・たしかにそうだが だが!にとりしゅはいま、きちょうないきものなんだぞ!! ぎゃくたいするならじぶんでふやすか、しぜんにふえてからにしなさい!」 とゆらしまさんがせっきょうをするとこどもたち「は~い」といいしぶしぶかえりました。 こどもたちがかえったあと、ゆらしまさんはにとりのからだをきれいにしました。 きずもなおしてもらいきれいになったにとりはうれしそうに「かっぱっぱー♪」とないていました。 しかし、よくみるとにとりのからだがぱさぱさになりはじめました。 それにきづいたゆらしまさんは 「おお、そうだったな。」 とゆらしまさんはにとりをみずのなかにいれてやりました。 するとどうでしょう!にとりのからだがぱさぱさおはだからつるつるおはだにかわっていくではありませんか! 「にんげんさんありがとう!」 「いや、いいんだ・・・」 「にんげんさんにおんがえしがしたいよ! ついてきてね!」 とにとりがあんないしようとします。 が 「でも、おまえでりくでながくうごけるの?」 「・・・あ!お、おにいさん。 つつなんてない?」 「あ・・・あるけど・・・」 ゆらしまさんはつつにみずをいれそこににとりをいれました。 にとりのさすほうこうにすすむとそこにははいせんがあってまだうごくようなのでにとりのさすほうこうにふねをすすめました。 するとめのまえにしまがみえ、そこにふるいこやがありました。 ふねをとめるとにとりがなかにはいってねというのでなかにはいるとめのまえにとびこんできたのはたくさんのゆっくりたちでした。 「ゆゆっ!おにいさん!りゅーぐーじょーにようこそ!」 「「「「「ようこそっ!」」」」」 れいむがあいさつをするといっせいにほかのこがあいさつをしました。 「おにいさんがにとりをたすけてくれたんだね!ありがとう! それと、にとり、だいじょうぶ?」 「だいじょうぶだよ!」 「ならいいね!みんな!おもてなしのじゅんびをしてね!!」 「「「「「ゆっくりおもてなしするよ!!」」」」」 「かっぱー!」 とゆっくりたちがぴょこぴょことゆらしまさんをへやのなかへあんないしました。 なかはびんぼうくさいつくりでくものすなどがはられていました。 「れいむ、ほんとうにここでだいじょうぶかい?」 「だいじょうぶだよ!へやはきたなくてもれいむたちはまんぞくだよ!せいいっぱいおもてなしするからまっててね!」 「はいはい。」 それからすうふんご しょくじがはこばれてきました。 「おにいさん!ごはんだよ!ゆっくりたべてね!」 しかし、そのはこばれたしょくじがごうせいとはいえませんでした。 なんとはこばれたしょくじは むかで だんごむし ちょうちょなど、ゆっくりしかたべることができないしょくりょうでした。 「な・・・なんだこれ!!」 「ゆ?むしさんだよ!ふるこーすだよ!おいしくてえいようまんてんなんだよ!」 「いや、おれ、むしくえないから」 「すききらいはよくないよ!ゆっくりできないよ!」 「いや、すききらいとかそういうもんだいじゃないから」 「ゆ!?まさかまいやうたさんをまってるんだね!?」 「いや、はなしをかえないで」 「じゃあ、みんな!はいってきてね!」 「ちょ、おま・・・ひとのはなしを・・・」 「ゆっ、ゆー!!」 とれいむのかけごえとともにゆっくりたちがはいってきました。 よくみるとそのゆっくりたちははっぱなどでおめかしをしたゆっくりでした。 はいってきたゆっくりたちはかくじでうたい、おどりはじめました。 「「「ゆっくり れいむたちのびぼうでよいしれてね!!」」」 「「「とーかーいーはー♪」」」 「「「まーりさーはさーいきょう つーよいーこー♪」」」 「「「ゆゆゆゆっくりゆっくりゆー!!」」」 「「「ゆっくりのひ~♪ゆったりのひ~♪まったりのひ~♪」」」 そのまいとうたはひどいものでした。 みんなばらばらでうたい、いっぴきいっぴきのこえがよくきこえないうえにすごいおんちなのでゆらしまさんはとてもふかいにおもえました。 それにまいはぴょこぴょこはねまわっているだけ、みているだけでもいやけがさしてきます。 「・・・」 「どうしたの?おにいさん」 「おれ・・・もうかえるわ。」 「ゆ!?もうかえるの!?まだうたもまいもおわっていないのに」 「いや、はっきりいうとな。 うたはめちゃくちゃでおんていはずれまくり まいっていってもぴょんぴょんはねるだけじゃん。 それでおもてなしのつもりなの?ばかなの?しぬの?」 とばせいをはなちかえろうとするゆらしまさんをれいむがとめました 「ゆっ・・・ あ、あとおにいさん!」 「こんどはなに!?」 「ゆっくりだいをちょうだいね!」 「はぁ!?」 「おしょくじと・・・まいと・・・うたとで・・・ゆんゆんゆん・・・ しめてひゃくまんえんだよ! はやくちょうだいね!」 「な・・・なにを・・・・てかそれぼったくりだろ!」 「ゆ!?ただでゆっくりするつもりだったの? いまのじだいはおかねがすべてなんだよ! これだけとるのはじょうしきだよ! そんなこともしらないの!?ばかなの?しぬの?」 「はやくおかねをちょうだいね!!」 「おかねもくれないじじいはしね!!」 「しね!」 「しね!」 「しね!」 とゆっくりたちはゆらしまさんにばせいをはなちました。 しかし、ゆらしまさんのがまんももうげんかいです 「やっぱゆっくりはしんようならねぇぜぇ! ひゃぁ!」 「ゆぅっ!おにいさんごらんしんー!・・・ぶぇっ!」 まずちかくのれいむをふみつけて。 つぎにまりさをはいせんのおーるでなぐったり。 ありすをうみになげこんだり ちぇんのしっぽをひきぬいたり みょんのからだにきのえだをぶっさしたりしてりゅーぐーじょーのびゆっくりたちはみなごろしにされ そしてそのあとりゅーぐーじょーはあんこのにおいでうめつくされ、なんどきれいにしてもあんこのにおいがおちなかったそうな めでたしめでたし。 (おまけ それをゆっくりに読み聞かせた後) 「ぜんぜんめでたくないよぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!」 「ん?そうか?俺的にはめでたいものだが あ、ついでにこの本は浦島太郎が作ったってうわさだ(嘘です)」 「しらないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!」 「でもゆっくりとかでていいじゃないか」 「でもさいごころされちゃうでしょぉぉぉぉおおおおおおお!!」 「でも虐待描写少ないじゃん」 「でもやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!」 「そうか・・・ゆらしまたろうのお話は駄目か・・・ じゃあ、どんな話がいい? ゆんたろう? あかゆきん? それともしらゆっくりひめ?」 「どれもやだあああああああああああああああああああああああああ!! ゆっくりかんけいいやだああああああああああああああああああ!!」 「じゃあ、ゆらしまたろうと浦島太郎どっちがよかった?」 「そんなものよりもうらしまたろうさんのおはなしのほうがもっともいいよぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!! かわいぞうながめざんだずけでっ! おいじいごばんもむーじゃむーじゃじでぇっ! じあわぜそうだっだよー!!」 「・・・でも最後爺さんになって幸せそうじゃなさそうだったが?」 「ゆッ゛」 本当に終わり あとがき ゆっくり太郎を作り終え、あ、ゆっくり太郎があるならゆらしまたろうもありだなと思い作った童話シリーズ第二弾 でもゆらしまたろうとか言っておきながらお爺さんにはならなかったけどね! byさすらいの名無し このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/4423/pages/1111.html
編集する。 2021-12-08 18 58 02 (Wed) - [[]]とは、 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 リンク内部リンク 外部リンク 出典、参考 リンク 内部リンク [[]] [[]] 外部リンク 編集する。 2021-12-08 18 58 02 (Wed) - 出典、参考
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/856.html
体2 9KB ※『ふたば系ゆっくりいじめ 393 体』の続きです先にそちらを見なければわからない描写が存在します。 ※俺設定注意 ※一部他作者様の虐待を参考にしたものがあります。無断拝借申し訳ありません。 体2 小学校の敷地の隅で長ぱちゅりー達は震えあがっていた。 何せ自分達十匹以上でようやく追い返せる戦闘能力を持つ胴付き捕食種。子供とは言え彼女らですら手も足も出ない人間たちがこちらに走って来ているのだから。 事実、その子供たちは目を輝かせていた。最近街では見かけなくなったゆっくり。飾りを取って追いかけさせる”追いかけっこ”や、頭を切り取って枝でかきまぜる”薬屋さんごっこ”が久々にできる! 子供特有の純粋さからくる悪意なき残酷性は、鬼意山が行う”虐待”を文字通り遊び感覚でゆっくり達に施す。 1日中慣れないコンクリート上を歩きまわった疲労と先程の精神的ダメージによりにより逃げることすらかなわない。 「ゆあああ!はなせー!きたないてでさわるんじゃないんだぜー!」 「ありすたちはやまからきたとかいはゆっくりなのよ!あまあまといもむしさんをみつがなきゃゆるさなんだから!」 「むぎゅうううう。あなたたちはだまっててええええ!」 長ぱちゅりーは現在の状況をよく理解しているが、他のゆっくりは自分たちを捕まえた人間に対して罵声を浴びせた。決して人間との実力差を理解していないわけではない。ただれみりゃや雨に対する本能レベルの恐怖ではないので、こうしてつい強気に出てしまうのだ。 「あはははは。捕まってるのにこんなこと言ってるよ」 「ゆっくりって馬鹿だよな!どうやって遊ぼう?」 「そうだ!兄ちゃんがお父さんの車直してる時にいいこと教えてくれたんだよ。見て見て!」 そう言うと少年の1人はありすを小刻みに振り始めた。 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ………んほおおおお!!!」 「うわっ、キモッ」 「TINTINだ!TINTINが出てきた」 「で、これに薄く切れ目を入れて…「んほぎゃああああ!ぺにぺにきらな「でゆっくり踏む!」 少年がありすの後頭部を踏みつける。すると体内のカスタードは逃げ場を求めて体の前面へと集まってきた。 ぷくーをしていないにもかかわらず、前から見ると膨らんでいるように見える。それに加え、眼球はカスタードに押し出されて今にも飛び出そうになっており、唇も分厚くなってきた。 中でも特に目を引くのは先ほど勃起させたぺにぺにだ。尖っていたはずが他の部位同様膨らんでいるだけでなく、切れ目を入れた先ではカスタードがたまってかなり大きくなっていた。 「ゆ…ぼ…ぼう…やべ…」 「そしてもう片方の足で前の方を思いっきり…踏む!」 ボンッ!という音と共にありすが弾けた。そのとき両目とぺにぺにが吹き飛んだが、さすがに重量があるのか、目玉は目の前に落ちただけだった。 しかし、軽いうえにかなり圧力がかかっており、加えて切れ目を入れて少し切れやすくしていたぺにぺには違った。5m先ほどに飛行機雲ならぬカスタード雲をつくってさながらロケットのように吹き飛んで行ったのだ。 これには他の子供たちも大はしゃぎだった。 「すげー!今の何!?」 「兄ちゃんがこかんのりゅーぎょドリルって言ってた。汚れちゃうしうまくいけばTINTINがかなり飛ぶから本当は公園で服を脱いでやったほうがいいんだって! 」 ビーダマンという単語が会話に出てこないところに時代の流れを感じる。 興奮で顔を赤くしている子供たちとは対照的に、ゆっくりたちは青ざめていた 「あでぃずーー!」 「ひいい!ゆっくりさせてー!ゆっくりさせてえええ」 「らんじゃま゛ーー!わがらにゃいぎょー!?」 長ぱちゅりーはクリームを吐きそうになるのを必死にこらえていた。 人間がゆっくりを殺したりHENTAIするところを何度か影で見ていたが、大抵はトリップ状態・無表情・悪意・嫌悪感のいずれかが顔に出ていた。しかし、この少年たちは違う。まるでおちびちゃんたちがちょうちょさんを追いかけているときのような無邪気な笑顔であのような非道を行ったのだ。 「なあ、他のゆっくりでもやってみようぜ!」 「よっしゃー!誰が一番遠くまでTINTIN飛ばせるか競争だ!」 「みんなそこに立って順番に撃とうぜ!」 怒り・混乱・悲しみ、そんなものを一瞬で吹き飛ばす発言にゆくりたちは一様に恐怖した。 「いやじゃああああ!しにたくないいいいいいいい!」 「きょせー!!!あべさだー!!!」 まずはちぇんを持った少年から始めた。 先ほど見たようにちぇんを興奮させる。 「ゆぶぶぶぶぶぶ…のびるよーーー!」 「ちぇええええん!ぺにぺにだしちゃらめえええ!」 そしてぺにぺにに切れ目を入れようとしたが、ちぇんが暴れてしまった。それによって、 「こら、暴れるなよ……あ」 「に゛ゃあああああ!ぢぇんのべにべにがあああ!?」 少年は手元が狂ってぺにぺにを切り落としてしまったようである。これでは「股間の龍魚ドリル」はもう再現不可能だ。これにより少年の不戦敗が決ってしまった。 「くっそー!」 「ただ今記録ゼロー!」 「あーあやっちゃったね。チョコが漏れて汚いからもう潰しちゃおっか。」 「やべdぶべら!」 今回も少年達は悪意でちぇんを殺したわけではない。ただもう傷ものだから生かすのも可哀想、それに暴れてチョコが飛び散るのも汚いと思っての行動だ。 しかし、当然ながらゆっくり休めばぺにぺにが無くても生き延びられるし、すりすりでも子供を作れる。小学生、それも低学年という知識の低さが招いた悲劇である。 残り4匹。次は自分だというさらなる絶望からより一層泣き叫ぶゆっくり達。そんな彼女たちにゆっくりの神は2度目の奇跡を授けた。 「こら、お前達もう下校時間なのに何やってるんだ?」 「あ、せんせー!」 「見て見てー!ゆっくりがいるんだよ!めずらしいよね」 「え?本当だ。野良なのか?飼いゆっくりじゃないのか?」 ゆっくり達は人間の大人という最大の脅威にも構わず必死で助けを求めた。当然だ。もともとの餡子脳に加えて、目の前の悪魔たちが声をかけただけで行いをやめたのだ。 長ですらもうなりふり構っていなかった。だれでもいいから助けてほしかったのだ。 「むぎゅうううう。おにいさんたすけてええええ」 「れいむたちまだしにたくないんだよおおお」 「まりさもうやだおうちかえりたいいいいいいいいい」 「ざーめんんんんんんんんんんんんんんん!」 「ちょっと静かにしろよ……見たところバッヂは無いな。よかった。こいつらどこで見つけたんだ?」 「グラウンドの隅っこにいたんだよ」 「野良ってすぐゆっくりゴミ箱に入れるか潰しちゃうから生きてるのって珍しいよねー」 「ところでざーめんって何?」 「そうめんの言い間違いだよ。お前ら街のどこらへんに住んでたんだ?」 「れいむたちはやまからどうなしのにんげ「ぱちゅりーたちはきょうやまからおりてきたばっかりなんですうううううううう。もうにんげんさんのまちにはこないからかえしてくださいいいい!」 間一髪、れいむが自爆発言のするのを遮って長は大きな人間に交渉をしはじめた。 「へえ山から。なんだ?食べ物が無くて探しにきたのか?」 「ちがうよまりさたちはゆっくりできな「にんげんさんたちはゆっくりしているからぱちゅりーたちもそこでくらそうとおもったんですう!でももうかえりますう!」 「ふうん。人間には住みやすくてもゆっくりには住みづらいからな。でも降りてきたって事は山はゆっくりできないんだろ?また降りてくるんじゃないのか」 「だんこんんんんn「もっとゆっくりしようとおもっただけなの!でもこんなにすみづらいんだったらもとのゆうっくりぷれいすにかえるわ!」 「せんせー、だんこんって何?」 「大根の言い間違いだよ」 長ぱちゅりーは手応えを感じていた。このままいけば解放どころか山まで連れて行ってもらえるかもしれない。そう考えると、仲間をうまく御しかつ交渉を進める自分の頭脳に自身が戻ってきた。 「よし!じゃあ俺がお前らを元の山に帰してやる。皆、いくらゆっくりだからって遊びで殺しちゃだめだぞ!」 「ちぇー」 「おもしろいのに」 「ちぇーもおもしろいもない。さあもう帰りなさい。」 「「「「「「はーい。先生また明日ねー」」」」」」 「ゆ…?たすかったの…?」 「もう…だいじょうぶなの…?」 「さきばしりぃ?」 「ああ帰してやるからついてこい」 「ゆあ…ゆあああああああ」 「いきてるよおおお!いきてるよおおおおおお!」 「にくぼおおおおお!」 「むきゅうう!おにいさんありがとおおおおお!」 駐車場に向かっている間も、ゆっくりたちは各々が生きていることに涙を流し続けていた。 ただ一匹、生還の喜びとは別にさらなる打算を考えているゆっくりもいた。そう長ぱちゅりーである。 むきゅう。ありすとちぇんがえいえんにゆっくりしてしまったわ。でもこのにんげんさんはわたしたちにあまい。うまくゆうどうすればなんでにんげんのおちびちゃんがどうつきなのかしらべることも…いえ、それどころかにんげんさんのじゃくてんもうっかりしゃべるかもしれないわ! 久々の森の賢者(笑)炸裂である。まあ口に出さずに考えるだけにしているのは称賛に値するが。 「山ってあの山だろ?ほら、車で連れて行ってやる」 「ゆああでっかいすぃーなんだぜ!」 「おにいさん!れいむたちにはおおきすぎてのれないよ!はやくのせてね!ぷんぷん!」 「まら!かさ!きのこ!」 「だ、だめよ、そんなふうにいっちゃ」 「ああ確かに高くて乗れないか。ほら、この中に入れ。そのままスィーに乗せてやるから」 「ゆわーいおそらをとんでるみたーい」 ゆっくりたちはまるで宙に浮いているように思える不思議な箱に一匹づつ入れてもらい、そのまま車に乗せてもらった。 そう…『透明な箱』に入れたままで。 【あとがき】 前作レス返し 今度は馬鹿ぱちゅりーを虐待する番だろ? 肝心のオチは? 悲鳴が足りないと思うよー また中途半端か どぼじでぞんなごどいうのおおおお!? ざぐじゃはあれでもいっばいいっばいなんだよおおおお! けど俺達はゆっくりの苛められるシーンを見たくて来てるんだ。 エロゲーでエロシーンがブラックアウトみたいなもんだろ。 なるほど…茸節の無い文学(笑)、汁差分の無い工房輝夜のようなものか… ずっとMAGかと思ってた そこそこ東方もゆっくりも見たけど聞いたことないなあ…魔具 まああそこは武装とか魔法障壁とかって書くべきでしたかね? 長ぱちゅりーには暗い未来しか待って無いし、他のゆっくりだって駆除されたんだから十分すぎるだろ ああ、作者の世界に光が満ちる… ROMってた時は批判・要求ってなんだよこのKY共って思ってましたけど、いざ自分で書いてみたらすごくためになりますね。 これからもご指導のご鞭撻よろしくお願いします。 でも…虐待描写疲れた。…今まで何も考えず薄いだの甘いだのレスしてたのが恥ずかしくなりました。 参考文献 饅棒「股間の龍魚ドリル」… ???様『ふたば系ゆっくりいじめ 244 ぽんぽんいたいよ』 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 310 仏 ふたば系ゆっくりいじめ 393 体 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る さすが子どもwwパネエwww -- 2012-04-21 17 44 26 先生は虐待お兄さんなのかー?加工所の人間なのかー? -- 2011-10-12 11 07 06 子供の描写うまいw -- 2011-06-04 06 26 04 ○ーめん?・・・だ○こん?・・・ おお、卑猥卑猥 -- 2011-01-21 22 42 24
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/651.html
時をかけるまりさ 中編 14KB ※俺設定 ※いろいろと被るかもしれません ※2回に分けると思ったけど3回にします ※ユ○ルイネタじゃないです ※今後、ユ○ルイにも絡ませません ※ただの単体SSです 時をかけるまりさ 中編 『もう!!これで34回目だよ!!! 理解するにも、ゆっくりしすぎだよ!!!』 まりさは青年に向かって飛び掛った。 「どぼぢでにんげんざんばじなないのぉぉおぉおぉおおお!!!! ゆんやっぁあああぁああああ!!! もういやだぁぁぁぁっぁぁぁあぁぁ!!!! 追うちかえるぅううぅううううううぅうううううう!!!!」 10秒後。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 まりさの顔面に大きな穴が開いていた。 『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』 青年は、横においてあったバッグの中をゴソゴソとタオルを探していた。 どうして・・・ どうして・・・ どうして・・・ こうなった・・・ まりさは森の王者なのに・・・ まりさは強いはずなのに・・・ 『はいはい、体調が万全じゃないからね!!!』 そうだよ・・・ 体調が万全だったら・・・ こんな奴・・・ まりさは旅をして・・・ 疲れてたんだよ・・・ 『もう!!!だから、ゆっくり隠れて休んでね!!! ってさっきから言ってるのに!!! バカなの?死ぬの?』 やっとわかったんだぜ・・・ 畜生・・・ 無念だ・・・非常に無念だ・・・ まりさんより弱い人間さんなんかに殺されるなんて・・・ 『だから!!!さっきから時間を戻してあげてるじゃない!!! でも・・・ もう無理だ・・・ まりさはもう助からな 「いんだ・・・ゆっ!?」 まりさは畑の前にいた。 目の前には、これから弁当を食べようとする青年がいた。 そして、鈍い痛みは完全になくなっていた。 『次、全く同じことしたら、もう時間を戻さないからね!!! 理解してなくてももういいや!!! どうせ理解してもらわなくても、別に構わないんだし!!!』 まりさの頭の中で、女性の声が聞こえた。 「ここはようすをみるのがかしこいせんたくなんだぜ!!!」 今に至って、やっと、頭の中の声の言うことに従うまりさ。 餡子脳であるということは哀れなことである。 それからまりさは、人間の村より少し離れた場所に戻り、 小さな穴を堀り、そこでしばらくの間、身を隠していた。 それから、1週間後・・・。 「ゆっくりしていってね!!!れいむはれいむだよ!!!」 まりさの巣の目の前に、一匹のれいむがいた。 「ゆっくりしていってね!!!まりさはまりさなんだぜ!!!」 しばらくの間、じっと休んでいたため、 人間の村へ向かう前くらいの体調に戻したまりさ。 あたりには、ゆっくりが食べられる木の実や虫が豊富にあり、 巣穴の周りを少し回るだけで、食料には困らなかったため、 疲弊していたまりさでも、容易に取れた。 この一週間、疲れた体を癒していたまりさは、 ボロボロだった体の傷も癒え、髪もツヤツヤ、肌もモチモチしていた。 「まりさはここにすんでるの?」 ニコニコと笑いながら、れいむが問う。 「ゆふん!!!ここはまりさのゆっくりぷれいすなんだぜ!!!」 自信満々に答えるまりさ。 「すごい~!!!まりさってこんなにゆっくりできそうなゆっくりぷれいすにすんでるなんて すごくゆっくりできるよ~」 羨ましそうな目でまりさを見つめるれいむ。 「だったら、れいむもすめばいいんだぜ!!!れいむみたいなびゆっくりだったら だいかんげいだぜ!!!!」 ニヒルな表情を浮かべて、かっこつけるまりさ。 まりさは正直なところ、この1週間、寂しかった。 ゆっくりというのは、社交性を重んじる生き物である。 群れで行動するのは、ゆっくりたちが弱いため、 互いに助け合うからではない。 このまりさのように、ゆっくりたちは、 自身を強いと思っている節があるので、 そういう目的では群れていない。 ただ寂しいからである。 1匹でいるという孤独がつらいのである。 だから、群れるのである。 さらに番を持つという行為は、その延長上だ。 番を持つ⇒1匹じゃなくなる⇒すっきり⇒子供がたくさん⇒家族という群れになる 子孫繁栄を願っているわけでもなく、本能で自分の餡子を後世に残したいためではない。 寂しさを紛らわすため、群れたり、番を持つのである。 群れの掟(む~しゃむ~しゃ制限、すっきり制限、ゆっくり殺し)など、 破った群れに入れぬゆっくりとて、番を求めるし、他の群れに入ろうとする。 すっきりすることのみ、目的とする、れいぱーとて、れいぱーの群れを作る。 快適な環境に住んでいる飼いゆっくりとて、 飼い主とだけ暮らしていると、よほど飼い主との信頼関係がない限り、 ゆっくり同士の仲間を求めて、家を逃げ出そうとしたり、 下手すれば、野良や野生のゆっくりを番にして、にんっしんしたり、させたりする。 こんなことにならないためにも、飼いゆっくりの場合、 定期的に飼いゆっくり同士で集まらせるのは、このためだ。 自称、森の王者のまりさとて、例外ではない。 まりさは寂しかったのである。 いつも、知り合いのれいむ、ありす、ぱちゅりー、ちぇんとゆっくりした世間話をし、 ゆっくりしていた日々を過ごしていた。 この一週間は、1匹だけで、この巣穴に閉じ籠もり、 誰とも話しかけないし、誰からも話しかけられなかった。 1週間前、まりさの頭の中で話しかけてきてた謎の女性の声すら聞こえてこなかった。 このれいむが現れた時、まりさはすごく喜んだ。 しかし、自称、森の王者であるまりさは、プライドが高かった。 内なる喜びを素直に他のゆっくりに見せるのを恥ずかしいと思っていた。 だから、まりさはかっこつけながら、れいむを誘ったのである。 「ゆゆ~ん☆まりさはゆっくりできるよ~!!! れいむ、ひとめぼれしちゃった!!!!」 れいむは、美ゆっくりと言われて、機嫌がよくなり、 まりさに惚れてしまった。 「れいむ・・・」 まりさもまた、このれいむを美ゆっくりだと思っていた。 「まりさ・・・」 れいむは、ゆん命の出逢いを感じていた。 れいむもまた、まりさを美ゆっくりに見えていた。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 1ヵ月後・・・。 「ゆっ!!それじゃあ、ゆっくりかりにいってくるんだぜ!!!」 「ゆっくりしていってね!!!まりさ!!!」 「「「「「おとうしゃん!!!!ゆっくちちていってにぇ!!!」」」」」 まりさとれいむの間には、まりさ2匹、れいむ3匹の5匹の子供がいた。 まりさは、初めて出来た家族を愛おしく思い、 今日もいつものように狩りに出かける。 「♪ゆ~ゆ~ゆ~」 まりさは上機嫌で歌いながら、狩りに向かう。 れいむのため、子供たちのため、ゆっくりした日々のため・・・。 食料を持って帰った時の、子供たちの喜ぶ顔を想像すると、 ニヤニヤと笑みを隠せなくなり、その場で、ピョンと飛び跳ねて、 「ゆっくりしていってね!!!」 今日はすこぶる体調がよかった。 傷も完全に癒え、1ヶ月前の擦り切れたあんよもより強固になっていた。 ゆんゆんと生の喜びを身に染みて喜ぶまりさ。 まりさは、自分が、自称、森の王者であること、 知り合いのゆっくりたちに、人間の村を遅い、人間たちを征服して、ゆっくりの楽園を作ること、 長い旅の後、ボロボロの体で、人間に襲ったこと、 その結果、無惨に顔に穴を空け、息絶える寸前だったこと、 今わの際で頭の中で女性の声がして、時間を戻してもらったことを・・・ すっかり忘れていた。 『ゆっくりすぎだよ!!!!』 まりさは周りを見回した。 「ゆっ!?」 辺りには誰もいない。 『体調が万全になったら、人間さんに勝てるって言ってたよね?』 再び、まりさは辺りをキョロキョロと不安になりながら、 周囲に誰かがいないか探し出した。 『忘れたの?もう!!!どこまで餡子脳なの!!!』 まりさは、気味が悪くなった。 周りには誰もいないのに、声がする。 一体、これはどういうことだと言わんばかりに、 体をプルプルと震わせて、得体も知れない恐怖に襲われていた。 『いつになったら、あのお兄さんを制裁しにいくの!!!』 意味が分からない状態が続き、ついに、緊張の糸が切れてしまい・・・ 「どこにいるんだぜぇえぇぇええ!!!! すがたをみせるんだぜぇっぇえええ!!! さっきから、すがたをみせずにぃぃいいぃ!!!! いみのわからないことばかりいいやがってぇええ!!! ゆっくりできないやつはまりさがせいさいしてやるからぁぁぁあ!! はやくでてくるんだぜぇえええ!!!」 眉間に皺を寄せて、大声を上げるまりさ。 『まあ、いいよ・・・ 早く巣に帰ってみたら・・・ ゆっくりできないことになってるから・・・』 大切なれいむとおちびちゃんたちのことを想像すると、 このどこにいるのかわからないこの声の持ち主に、 何かされたのではないかと思うと・・・。 「でぃぶとおぢびじゃんだぢにぃいいぃい!!! なにをじだんだぜぇっぇええええ!!!! ごどのじだいによっでばぁっぁあああ!!!! おまえをゆっぐりざぜなぐじでやるんだぜっぇええええ!!!」 まりさは天に向かって、大声で叫んだ。 許さない!!! このゆっくり出来ない声はれいむとおちびちゃんたちに 何かをしようとしている!!! 許さない!!! まりさの命に代えても!!! れいむとおちびちゃんはまりさが守ってみせる!!! そんな気迫に満ち溢れているまりさ。 『勘違いしないでね!!!私は何もしていないよ!!!』 「うるざいんだぜぇえええ!!! ばでぃざのでいぶどぉぉお!!! おちびじゃんだぢにぃいいぃ!!! なにがじだらっぁあああ!!!!!」 『人間さんたちがれいむやおちびちゃんたちを踏み潰してるよ!!!!』 まりさは背中に寒気を感じた。 そして、すぐに全力で巣に向かっていった。 森の中をゆっくりしないで、必死で駆け抜けるまりさ。 今まで走ってきた中で、最速ではないかと思われるくらいの速さであった。 まりさは巣に近づくにつれ、れいむと子供たちの安否を心配し始めた。 嘘だっ!! れいむとおちびちゃんがっ!!! 嘘に決まっているっ!!! 嘘だっ!!! 嘘だっ!!! 嘘に決まっているっ!!! 嘘に決まって・・・ 「ゆぶっ!!!」 巣の前に着いた瞬間、いきなり飛び込んできたのは・・・。 末っ子の赤まりさが人間に踏み潰された風景だった。 まりさは呆然とした。 れいむの残骸だと思われる餡子の上に、れいむのリボンが落ちており、 その周りを囲むようにして、黒い染みが4つほどあったのだ。 れいむの残骸を良く見ると・・・。 小さなリボンと帽子が3つくらいあった。 実は、れいむ・・・。 胎生にんっしんしていたのだ・・・。 まりさは、子供たちに、常々言っていた。 「おちびちゃんたちはもうすぐおねえさんになるんだぜ!!! まりさがかりにいっているあいだは!!! まりさのかわりにれいむをまもってね!!!」 「「「「「ゆっくちりきゃいしちゃよ!!!」」」」」 五匹の子供たちは、その言いつけを守るべく、れいむを 守るようにして囲んでいたのだろう。 そして、最後に生き残った末っ子は、最期まで人間に抵抗していた。 『最近、また、ゆっくりが増えてきたなぁ~。』 『こいつら、潰しても潰しても、どこからか知らんが沸いてくるな。』 『1ヶ月くらいだったか?畑の前に現れたヤツがいたとか・・・』 『まりさだとか言ってたなぁ~。 気づいた時には、森の中に帰っていって、逃げられてしまったってな』 人間たちは、まりさに気づいていないようで、 靴についた餡子をボロボロのタオルで拭き始めた。 『汚ねぇクソだ。全く。』 まりさは、目の前で起きていることを理解した。 ここにいる人間たちがれいむとおちびちゃんを・・・・。 「ゆjkljがううrんcうぇljりcmをんぅsかもc、mmctnyヴぁんctyんヴぁy!!!!!!」 まりさは、凄まじい形相で、 言葉にならない叫び声を上げながら、 人間に向かっていった。 10秒後。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 まりさの顔面に大きな穴が開いていた。 『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』 悔しいっ!!! こんな人間たちにっ!!! まりさのれいむとおちびちゃんがっ!!! 悔しいっ!!! すごい悔しいっ!!! みんなゆっくりしてたのにっ!!!! みんなゆっくりしてただけなのにっ!!! どうしてっ!!!! どうしてっ!!!! どうしてっ!!!! どうしてっ!!!! まりさは、今にも息絶えそうなこの状態で、 人間に対する憎しみを思い続けていた。 絶命寸前だというのに、目からは涙を流し、 自身の無力さに打ちのめされていた。 『体調が万全だったのに人間さんに勝てなかったね!!!』 まりさの頭の中で、またあの女性の声が聞こえてきた。 うるさいっ!!!! お前はさっきから何がしたいんだっ!!! まりさたちはっ!!!! まりさたちはっ!!!! 『まりさ・・・。 こんな状況になったこと・・・。 これが初めてじゃないよね・・・。 ゆっくり思い出してみてね!!!』 うるさいっ!!! まりさはっ!!! 『あのれいむに会う前・・・まりさは何を考えてたの・・・』 うるさいっ!!! れいむとおちびじゃんがっ!!! 『人間さんを倒して、ゆっくりの王国を作るんじゃなかったの?』 なんだっ!? ゆっくりの王国ってっ!!! そんなものより・・・ 『まりさは森の王者なんでしょ!!!人間を奴隷にするんじゃなかったの?』 そんなこと・・・ あれ!? なんか・・・ 『長い旅をして、体がボロボロになった体で人間さんに挑んだら負けたんでしょ!!!』 ああ・・・ 確か・・・何度も・・・ やられて・・・ 『そうだよ!!!35回も負けたんだよ!!! ゆっくり思い出した??』 35回!? そんなに負けていない・・・ ただいっぱい負けただけ・・・ そんなに多く負けていない・・・ そうたくさんだ・・・ たくさん負けただけだ・・・ 『それで体調が万全だったら勝てるって言ってたよね!!!』 そうだ・・・ まりさは思い出した・・・ まりさは森の王者・・・ 疲れていたから・・・ 人間さんに負けただけ・・・ 体調さえ万全だったら・・・・ 『体調は万全だったよね!!!』 ああ・・・ 体調は万全だった・・・ なのに・・・ どうして・・・ 『ゆっくり思い出したんだね!!! 人間さんに負けちゃったね!!! 体調が万全なのに!!!』 まりさは・・・ 森の王者のはずなのに・・・ どうして・・・ 『ゆっくり理解してね!!! まりさより人間さんの方が強かったんだよ!!! 例え、まりさが森の王者だとしてもね!!!』 そんなことはない・・・ まりさは・・・ 森の王者・・・ 人間さんなんかに・・・ 『じゃあ、もう一回!!!』 望むところだっ!!! れいむを!!! おちびちゃんたちを!!! 殺したこの人間たちを!!! 正義の鉄槌を下し 「てやるんだぜぇえええ!!!!!!」 まりさは、顔の穴がふさがっており、 目の前には数人の人間たちが、れいむと子供たちを潰した後だった。 まりさは、凄まじい形相で、 言葉にならない叫び声を上げながら、 人間に向かっていった。 10秒後。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 まりさの顔面に大きな穴が開いていた。 『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』 バカな・・・ まりさが・・・ 負けるはず・・・ れいむ・・・ おちびちゃん・・・ 『じゃあ、もう一回!!!』 今度こそ・・・ 今度こそ・・・ 今度こそ憎い憎い人間さんを倒し 「てやるんだぜっぇっぇぇぇぇえええええ!!!!!」 再び、時間が戻り、人間に襲い掛かっていくまりさ。 10秒後。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 まりさの顔面に大きな穴が開いていた。 『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』 れいむ・・・ おちびちゃん・・・ れいむ・・・ おちびちゃん・・・・ どうして・・・ 『じゃあ、もう一回!!!』 どうして・・・ どうして・・・ どうして・・・ どう 「ぢでごんなごどずるのぉぉおぉおおぉおぉお!!!!」 まりさは、戻った時間の中で、3度、人間に襲い掛かっていった・・・。 つづく あとがき あふれるアイデアをそのまま書いたら、 収集がつかなくなった。 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか? ふたば系ゆっくりいじめ 231 長寿と繁栄・・・完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 236 ユグルイ その6 ふたば系ゆっくりいじめ 243 死すべき生物 ふたば系ゆっくりいじめ 250 ゆっくりSSをれいむに読ませてみた ふたば系ゆっくりいじめ 263 飾りの価値は 起 ふたば系ゆっくりいじめ 265 飾りの価値は 承 ふたば系ゆっくりいじめ 283 飾りの価値は 転 ふたば系ゆっくりいじめ 286 飾りの価値は 始 ふたば系ゆっくりいじめ 292 時をかけるまりさ 前編 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』 -- 2011-04-06 14 12 21
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1956.html
アフターバレンタイン 9KB 小ネタ 調理 赤子・子供 都会 現代 うんしー 2日遅れでごめんね! 本当はバレンタイン用の小ネタを書いていたんですが、間に合わず…。忙しくってごめんね! 仕方ないので、ちょっと変えましたら、内容が全然別物に。最初はギャグ書いてたのに…。 季節物の小ネタです。 あと、スレで森賢の挿絵を書いてくれた絵師様。本当にありがとうございます。 スレ落ちてから気付いて、亀レス過ぎるんでこっちでお礼をしたいと思います。 しっかり保存して、ニヤニヤしてます。 これからも、ゆっくりできたよと言ってもらえるように頑張ります。 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 694 ゆファリパーク ふたば系ゆっくりいじめ 719 飼いまりさも靴下がお好き ふたば系ゆっくりいじめ 823 ゆっくりが残すもの ふたば系ゆっくりいじめ 881 ありすとぱちぇとおにいさん 「アフターバレンタイン」 「悪いけどこれは受け取れないよ…ごめん…俺…彼女がいるんだ…」 バレンタインデーの日、私はフられた。大学のサークルの憧れの先輩。 身の程知らずだったのは分かってた。 でも、先輩が優しいから、もしかしたらなんて期待しちゃった…。 私のバカ…。 日曜だったのが幸いだった。学校も無いから、誰とも顔をあわせなくていいし。 私は丁寧にラッピングした箱をギュッと抱きしめた。 ポツポツと箱の上に水滴が落ちる。今日は快晴なのに。 無理だって分かってたじゃん。 なんで私…泣いてるのかな? 3日前 「バレンタインの贈り物に、甘くてスイーツなちぇんはいかがですかー。わかるよー」 バレンタインが近づく中、送るチョコに悩んでいた私の耳にゆっくりショップの店員の呼び込みの声が聞こえる。 先輩は優しくてかっこよくて、ハッキリ言ってモテる。 普通のチョコじゃ、印象になんて残らないんじゃないか? さりとて、特別親しかったわけでもないのに手作りチョコはさすがに重くて気持ち悪いって思われるだろう。 (そういえば、ちぇんの中身ってチョコだったよね…) 私は、ショップに入ってみることにする。 女性たちが、並べられた子ちぇんを物色していた。 「ゆっきゅりしていっちぇね!わきゃるよー!」 「おねーしゃん!ちぇんをゆっきゅりさせちぇよー!わきゃるよー!) 私も物色していると、赤ゆ言葉の抜けきらない、みかんサイズの子ちぇんが2匹話しかけてきた。 「ふふ」 この子たちは、バッチなどという物はついていないバレンタイン用に大量生産された子ちぇんたちだ。 生まれてすぐ、親ゆっくりから生えた茎を取ってオレンジジュースにつけて、親から余計な知識を受け継がせないように生産している。 それはほとんどが、食用となることを想定されて作られているからだ。 私は話しかけてきた子ちぇんたちを買うことにした。 (この子たちが先輩と私の恋のキューピットになってくれればいいな…なんてね) さて、当日まではまだ3日ある。 それまでに、この子ちぇんを調理したり、ラッピングしなければならない。 うーんどうしよう? 家に着くと、袋から子ちぇんを取り出して適当な段ボールに入れる。 中には色々な調理方法の書いてあるハンドブックみたいなのが付いていた。 「おねーしゃん、ここをちぇんのあたらちいおうちにしゅるよー!わきゃるよー!」 「ちぇん、おにゃかしゅいたよ!あみゃあみゃたべちゃいよ!わきゃるよー!」 私は、ハンドブックを読んでみる。 「なになに…ちぇんフォンデュにちぇんケーキ…」 これらの凝った物は私には難しい。実はあまり料理は得意じゃないんだ…。 カリカリと段ボールの壁をかじる音がする。 「おねーしゃん!あしょんでにぇ!さみちいよー!わきゃらないよー!」 「ゆっきゅりしちゃいよ!わきゃってねー!」 どうやら1番シンプルで皆が選ぶのが、ちぇんを水飴でコーティングして固めて贈るというものらしい。 これのポイントは、いかに笑顔のまま固めるかということである。 恨みの表情や、苦痛の表情では、見た目が悪くて相手の気分を害してしまうからだ。 そして次に、いかにちぇんの身体を崩さずに絶命させるかということである。 方法として書いてあるのは、顔面を先に水飴で固め、背中を切って中枢チョコを取り除くか潰すというやり方である。 「これが、やっぱりいいのかな」 見た目もインパクトはあるし、失敗する可能性も低いだろう。 私はバレンタインちぇんセールのおまけの水飴を取り出す。 「さてと、ちぇんを笑わせないとね」 ちぇんを、笑顔の状態で固めねばならない。 段ボール内では、泣いてぐずる子ちぇんたち。 (私は器用な方じゃないし、失敗が怖いから1匹づつやろう) ハンドブックのマニュアル通りに、子ちぇんに話しかける。 「えっと…ねえ、ちぇん。あまあまあげよっか?」 「ゆ!ほちいんだよー!わきゃるよー!」 「おねーしゃんは、ゆっきゅりしちぇるよー!わきゃるよー!」 あまあまをあげると言えば笑顔になる。 「今からあげるから、じっとしててね」 この後は、最初にちぇんの口に水飴を持っていき、舐めさせながら顔全体にコーティングしていく。 「ゆ!くすぐっちゃいよ!でも、おいちいよー!わきゃるよー!」 くすぐったそうだが笑顔だ。安心して、はけで顔に水飴を塗っていく。 「ちぇんにもはやきゅ、たべさせちぇよー!わきゃらにゃいよー!」 塗っていない方の子ちぇんは、自分も食べたくてぐずっている すぐに固まるようになっているらしく、だんだんと笑顔の状態で顔が固まっていく。 薄く固まったら、一気にたっぷりと水飴をつけて上塗りする。 そして、完成だ。笑顔で完全に固まっている。 (良かったぁ…) 成功してホッとする。 息が出来ない状態で、ちぇんのお尻や背中がプリプリ震えている。 でも涙を流したり、苦痛に顔を歪めることは出来ない。 今もちゃんと、笑顔のまま固まっている。 あにゃるからはうんうんを漏らしてはいたが…。 私は、ナイフで背中を少し切断すると、中に箸を突っ込み中枢チョコを探す。 ほどなく、固い中枢チョコを見つけると箸でつまむ。 手の中のちぇんが激しく揺れる。 中枢チョコを箸でつまんで潰すと、ちぇんは一瞬大きく痙攣するとピクリとも動かなくなった そして切断部分を戻し、水飴で背中も固めて完成。 にっこりほほ笑む、可愛いちぇんチョコの完成だ。 (うん!我ながらいい出来) 私は上手くいったので上機嫌で残りの子ちぇんも調理に取りかかろうとして手を伸ばすと 「おねーしゃんはきょわくて、ゆっきゅりできないよお”お”お”お”お”!!!!!!!」 脅えて、火のついたように泣きだした。 「ゆんやあああああ!!!!!やめぢぇよぉぉぉー!ゆっきゅりごろちは、ゆっきゅりできにゃいよー!わきゃらない”い”い”!!!!!!」 あああ…これじゃあ、笑顔にするなんて到底無理だよ…。 「え?え?ゆっくり殺し…?」 私は、泣いて私を責めるもう1匹のちぇんを見て、なんだか罪悪感を感じていた。 食用の生物を調理する。なんらおかしい事では無い。 魚をさばいたこともあるし、それと同じなはずなのに…。 こんなことなら、2匹同時に作業を進めれば良かったのかな…。 心が折れてしまった私には、もうこの子を調理できなくなっていた。 「ごめんね。もう、いじめないから泣きやんで」 こう、声をかけると大人しくなる。 「ほんちょ?いじめにゃい?」 「うん、いじめない、いじめない」 「どうちて、ちぇんをころちたの?」 「あの子は、ご病気だったの」 私は、嘘をつく。ちょっと胸が痛む。 ううん、そもそも会話とかしなきゃいいだけの話なのにね…。 なにやってるんだろ。 「ゆう、わきゃったよー…」 その後、生きている方の子ちぇんをなだめ寝かしつけると、調理した方を丁寧にラッピングして箱に入れた。 あとは、バレンタインデーを待つばかりだ。 そして、当日。 「いってきます!ゆっくりまっててね」 私は、出かける前に段ボール内の子ちぇんに声をかける。 「ゆっきゅりまちゅよ!わきゃるよー!」 キリっとした顔で、お返事する子ちぇん。 私は、そんな子ちぇんにほほ笑んで、先輩との待ち合わせ場所に向かった。 そして冒頭へ戻る、だ。 いつまでも立ちつくしてなんていられないので帰宅する。 家の前に着くと鍵が閉まってる。家族は出かけたらしい。 バックを探しても、鍵が無い。家の中に忘れたようだ。 (とことん、私ってバカだなあ…) だんだん惨めになってきて、とめどなく涙があふれてくる。 「せんぱい…バカ…」 「ど、どうしたの?」 ふいに声をかけられて、顔をあげると心配そうな顔で私を見ている人がいた。 バイト先のコンビニの人だ。たしか私より年上で、フリーター。 深夜勤務が多く、あまり話したことはないけど。 「私なら平気です…」 「でも、泣いてたし…」 「それより、どうしてここにいるんですか?」 「え?ああ、うん、そのね、そう散歩、たまたま散歩で通りがかっただけだよ」 そっと私に、ハンカチが差し出される。 「とりあえず、これで涙を拭きなよ」 「ありがとうございます…」 涙を拭いていると、持っていた箱が目に入る。 そうだ、もうこれいらないし…。 「あの、良かったらこれ…バレンタインだから。どうぞ…」 「え?!もしかしてチョコ?あ、ありがとう!本当にありがとう!」 私はポケットをまさぐっていると、家の鍵が出てきた。 ポケットに入れていたらしい。間抜けもいいところだ。 (ああ…こんなんだから…私、ダメなんだろうな…) 「あ、あの、もう私、家に入りますんでいいですか?」 「え?うん。これ、本当にありがとうね!」 「あ、たいしたものじゃないんで」 私はそう言うと家に入った。 ちぇん、ちぇんはどうしているだろう? 癒されたかったのかもしれない。 慰めてほしかったのかもしれない。 とにかくこのままだと悲しくて耐えられそうになかったので、ちぇんに急いで会いに行く。 すると… 「おい!くしょどれい!おしょいんだよー!わきゃらないよー!」 「にゃんで、だまってりゅんだよ?ばきゃなのかよー?わきゃれよー!ちねよー!」 「きゃわいいちぇんの、はいぱーうんうんたいむはじまりゅよ!」 「くしゃいよー!ばばあは、しゃっしゃとうんうんかたじゅけろよー!」 食用ちぇんの商品の注意書きにはこう書いてあった。 『バレンタイン用子ちぇんは、ゆっくりしたいという本能が強く、自分本意な行動を取るようになります』 そして『著しく飼いゆには向きません。お早めにお食べください』とも。 「ふふ…ふふふ…ふふふふ…」 なぜだか笑いが止まらない…。私は、どうしてしまったんだろう? 「なにわらってりゅんだよー!わきゃらにゃいよー!」 「死ね!糞チョコ野郎!くたばれバレンタイン!リア充爆発しろ!!!」 私は拳を思い切り、目の前で騒ぐ忌々しい糞漏らしチョコに振り下ろした。 グチャ そのころ、お兄さん。 「やったー!!!!!まさか、チョコまで貰えるなんて!彼女の家まで行って良かったぁ!!!」 家の中で騒ぐお兄さんに、飼いゆ(シュークリーム製造機)の森賢が一言。 「むきょきょ!ばれんたいんは、としでんせつなのよ!りあじゅうは、ばくはつでしょおおおおおおお!!!」 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ペット用じゃないとほぼ必ずゲス化する ってやっぱり生き物じゃないな、ゆっくりは。 野生動物でもいくらか順応するのにww ↓「ゲスは自ゆんがゲスと理解してない」状態のゲスちぇんですね。わかるよ~。 -- 2018-02-23 14 19 37 ↓↓↓ ちぇん「ちぇんはげすじゃないよーらんしゃまはわかれよー -- 2012-07-19 04 49 30 せっかく料理の工程を書いたならおにーさんの反応まで見たかったんだねー。 わかるよー。 -- 2010-12-30 00 17 33 らん邪魔 -- 2010-09-05 23 39 50 らん「なんだこいつらは!?ちぇん…?いや!ちぇんがこんなげすのわけがない!!こいつらはちぇんのにせものだ!!ちぇんになりすますげすめ!!ちぇんをぼうとくしたつみでせいさいだ!!しねぇ!!!」 -- 2010-07-11 01 44 00
https://w.atwiki.jp/kobetakigawa/pages/87.html
いじめの有無、尋ねず ケア優先、高校は対応後手 2007/09/22 07 41 【共同通信】 高校は少年が逮捕されるまで2カ月以上、生徒へのいじめがあったかどうかを同級生らに尋ねていなかったことが22日、分かった。 少年が逮捕されなければ、高校側は自殺といじめの関係に気付かなかった可能性がある。 高校は、生徒の自殺直後の7月6日から30日まで約70人から聞き取り調査。しかし、フットサル同好会の生徒や同級生らが 「友達の死にショックを受けている」と判断。心のケアを重視し、いじめの有無を知っているかどうかは尋ねず「どんな友達だった か」という質問にとどめていた。